WACATE2009夏に行ってきました(学んだことの一部)
長尺の感想の後には、「学んだこと」の色々まとめです。
なお、レビューの方法についてはここでは言いません。
お手数おかけします。すみませんが、調査してください。
レビューTIPS集
ここでは、これはいいと感じたTIPSをまとめます。
レビューの効果を挙げる方法1
→レビュー技法を理解して進める。事前準備とモデレータは本当に大事です。
レビューの効果をあげる方法2
→軽いレビューを各工程で複数回やる。最終工程で長大重厚なレビュー1回を実施するよりも効果あり。
「掛け算」は穴を埋める。
設計書から読み取った「あいまいで解釈が分かれる」は、そういう性質の"バグ"として処理する。
→だれが見ても「一意」になるように、内容・表現を更新し、読み合わせ・確認を通じて更新するプロセスで解消をする。
モデレータは若い人は不向き。
→だけど、恐れずに若くても経験をつみましょう。それが自信につながります。
モデレータのべからず集(おおの版)
ここではレビューの要、「議論を横道にそれることをただし、目的に導く」
役割を持つモデレータがやってはいけないこと(と私が解釈したこと)をまとめます。
一、議論の「中」に入らないこと
モデレータは、全体を俯瞰して、レビューアを導く役割があります。
そのため、モデレータは議論に参加してはいけません。
一、ひとつの議論を長くしてはいけない
長い議論は「深く」「狭く」なりがちである(これを部分最適という。今回でやっと理解!)。
これはレビューの時間を長引かせ、参加者を疲れてしまう原因となる。
たとえば「30秒」と時間の"制約"を設定して、
ちゃっちゃっと終わらせて酒を飲みにいったほうが人生には良い。
一、納得できないことは放置してはならない
みんなが納得できないことは、どこかで「あいまいさ」があり解釈が一意に決まらない理由があるはずです。
こんなときは、いったん横におきます。そして後で必ず考えましょう。
以上。おなかいっぱいですがまだまだ消化できません。