やっぱり、うまく説明するのは難しい。ブラウザとその周辺の説明。

PC初心者への「ブラウザ」の説明を、先日行いました。
一番の疑問は「何故色々な種類があるのか」だったので、その部分を重点的に。


この話題の前提条件として、初心者は以下の特性を持ちます。

  • 「普通の人はInternet Explore」しか使わない。
  • "ブラウザ=アプリケーション"の概念も怪しい。
  • Google(会社)とGoogle検索, Gmail などサービスの区別も付かない。


まず、ブラウザは色々な種類があることを説明するのだが、
「何故色々な種類があるの?」と聞かれてしまう。

「種類がいくつかあるのは理由はあるから」と説明したいですが、
"レンダリングが〜", "機能拡張が〜" と言うと、もっとツッコまれそうなのでパス。
ちょうどコーヒー屋で雑談をしていたので、
「コーヒーを飲むにも、スタバとかタリーズとか、ドトールとか色々あるのと同じ。
コーヒー自体は飲めるけど、味が違うよね。そんな感じ。」と伝える。


それ以上は突っ込まれなかったけど、これで良いのやら...


次に、Google動画検索で引っかかるコンテンツについての説明。
(特別な)検索方法(ここではGoogle動画検索)で見つかるものは、
Googleが認めている無料&安全なサイトのコンテンツしか無いよ、と説明する。
これで腑に落ちたのかどうか分からないけど、これ以上は聞かれませんでした。



この2つを踏まえて、普通の人が持っているネットやパソコンのイメージがなんとなくわかる。

  1. 怖い:インターネットの負のイメージがメディアでは先行しているからと。
  2. 難しい:目的にたどり着く方法が沢山あり、どれを選べば良いか分からない。


私自身は、コンピュータやインターネットを大学時代から作業や仕事に使っており、
作業を完了するために必死になって「ただの道具」として使ってきたからこういったことは意識しなかった。
だけど、なんとなく使い始めた人にとっては、まだまだ「異世界」なのだなと感じる。
この部分を埋める事も必要そうだけど、そこに注力するのはコストと時間がかかるので。


やっぱり、コンピュータ、インターネットは自己責任の世界なんだろうと感じます。