文章校正をするときのチェックリスト
文章の校正作業は、なんとなくでやっていたけど、その「なんとなく」が時には命取り。
ウェブの仕事なら、(できる状況/対応者がいるとき限定で)チョイチョイと修正できますが、
印刷物となると...恐怖の訂正シール貼作業があなたをおまちしております。
ということで、文章校正をする/されるときに、意識すべきことをまとめます。
ルールを知っておこう
「トルツメ」...「イキ」...最初は何のことか分かりませんでした。
どうやらJIS規格で決まっているルールがあるようです。
これを参考に、勝手ルールを廃止してちゃんと理解できる校正依頼/校正指示読み取りを
できるようにしましょう。
あらかじめルールを決めておく
校正記号では表現しきれない修正指示を、あらかじめ凡例として指示原稿に記載。
それを校正者/修正者で共有して、どちらの対応でも戸惑わないようにする。
具体的には、修正一覧中に、指示がある場所/確認中の箇所 など、補足情報がある箇所を
色分けする/記号をつける など。
ポイントは、「勝手ルールを作ったら、ちゃんと対応者全員で共有する」ですね。
修正指示は「できるだけ」口頭で確認をする。
修正時のイライラ感を減らすために、できるだけ修正指示内容を共有する。
校正の文字が読めない場合/専門用語で分からない場合、
修正指示が実現不可能な場合(とくにウェブサイトであり。表組みブランク箇所に斜め線入れて!とか)など、
いざ修正!のときに戸惑いを覚えることがあります。
その対策として、口頭での指示確認が有効です。なかなかできませんが。
文章校正・修正の作業は、地味で地味で、本当にアレですが、
リリース前の「最後の門番」の志を持って、一つ一つ進めていかなきゃですね。